こんにちは、ともはちです。
今日は、米国ETFのVTI(Vanguard Total Stock Market ETF)のご紹介です。
目次
VTIとは?
バンガード社が取り扱っているETF(上場投資信託)の一つで、CRSP USトータル・マーケット・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指しているインデックスファンドですね。投資先は下記の割合で投資されています。
投資セクター | 割合 |
Basic Materials | 2.5% |
Consumer Goods | 8.1% |
Consumer Services | 13.2% |
Financials | 19.9% |
Health Care | 12.7% |
Industrials | 12.9% |
Oil & Gas | 6.1% |
Technology | 19.9% |
Telecommunications | 1.8% |
Utilities | 2.9% |
CRSP USトータル・マーケット・インデックスとは?
CRSP USトータル・マーケット・インデックスは、米国株式市場の株式を大型株から小型株まで幅広く網羅し、投資可能銘柄のほぼ100%となる約4,000銘柄で構成された時価総額加重平均型の株価指数です。現在VTIの投資銘柄は、複数の業種に分散しており全部で3,654の組み入れ銘柄がありますのでVTIだけで米国内の銘柄に幅広く分散投資が可能です。
VTIの投資先は?
VTIの上位トップ10の投資先は下記のとおりです。全米屈指の成長銘柄です。個別株に投資するならVTIに投資した方が分散投資できますのでリスク低減できますね。
1 | Apple Inc. |
2 | Microsoft Corp. |
3 | Amazon.com Inc. |
4 | Alphabet Inc. |
5 | Facebook Inc. |
6 | Berkshire Hathaway Inc. |
7 | JPMorgan Chase & Co. |
8 | Exxon Mobil Corp. |
9 | Johnson & Johnson |
10 | Bank of America Corp. |
VTIの競合となるETFは?
VTIの競合となるETFは、VOO、IVVです。VOO、IVVは、VTIと異なりS&P500の指数に連動することを目指しています。どちらも良いファンドですが、投資先の数から考えるとVTIの方が投資銘柄が大型株に集中しておらず、トータルパフォーマンスの高い中小型銘柄にも投資しているため、良いパフォーマンスを出す可能性があると考えています。
配当利回りは?
VTIはVYMと異なり、成長銘柄中心ですので基準価額の値上がりが中心のため、配当利回りは高くありませんが、4半期毎に配当があり現在年間で約1.6%程度の利回りがあります。
経費率は?
手数料になる経費率は、非常に低コストで0.04%です。同社のVYMの経費率と比較してもさらに低く、驚きの低コストです。
ETFの基準額は?
基準額は、徐々に上がってきています。今年に入ってから基準額の上がり下りが大きくありましたが、長期観点で見ると米国市場全体の成長に伴い右肩上がりです。
出典:Google Finance
管理人、ともはちは投資しているの?
現在32株を保有しています。最近は基準額が伸び悩んでいたVYM中心に買い増しをしていましたが、VTIもタイミングみて買い増していきたいと考えています。
まとめ
VTIは分散投資を考えるなら、米国ETFの中でも屈指のオススメ銘柄の一つです。直近のパフォーマンスだけを見ていると上がり下がり激しい印象ですが、長期的には米国の成長が続く限り右肩上がりの銘柄です。短期パフォーマンスを考えるなら個別株ですが、安定的に配当をもらいつつキャピタルゲインも得られますので、中長期ホールドしていくには最適です。