こんにちは、ともはちです。
今日は、スプリックスのIPOの紹介です。
2018年7月3日追記
初値は、2,587円とややプラスリターンとなりました。予想より人気化しませんでしたねぇ。
目次
スプリックス
スプリックスは、個別指導学習塾の運営を中心とした、教育サービス事業を行っている会社です。
ビジネスモデル
学習塾、教育関連サービスがありますが、学習塾が売上の多くを占めています。学習塾の方は個別指導という特性上、労働集約なビジネスのため、人件費を抑え利益を出していると考えられます。対して、学習塾のノウハウを還元できる教育情報関連サービスは原価を抑えることで利益を得ていると考えられます。
財務状況
教室数の拡大により、売上高は急激に成長しています。中高生限定SNS「ゴルスタ」の終了に伴い、利益が改善しています。
「ゴルスタ」については、ビジネス上、本業とのシナジー効果がある意味のある投資だったのか難しいところですが、本サービスの終了により、経営状況としては利益率改善の方向にあり、財務状態は良好と言えます。
また、今後の成長性についても、少子化の中、教室数をどの程度まで拡大していけるかがカギと考えられますが、現時点ではまだ成長段階にあるため、良好な状態にあると言えます。
IPOの概要
東証一部または東証二部に上場予定です。申し込みは、6月12日から18日まで。当選数は、6,362,000株です。申し込みは、一口100株ですので、63,620口の当選があります。公募数も多く当たりやすい状況です。
ブックビルディング期間 | 2018年6月12日から6月18日まで |
公開価格決定日 | 2018年6月19日 |
申込期間 | 2018年6月21日から6月26日まで |
上場予定日 | 2018年6月29日 |
公募株数 | 412,500株 |
売出し株数 | 5,119,700株 |
OAによる売出し株数 | 829,800株 |
出典:日本取引所グループ 新規上場会社情報
主要株主
有限会社フラットストーン | 7,927,500株 |
平石 明 | 6,494,250株 |
常石 博之 | 1,293,750株 |
株式会社三菱UFJ銀行 | 172,500株 |
三菱UFJキャピタル5号投資事業有限責任組合 | 750株 |
出典:日本取引所グループ 新規上場会社情報
IPO初値予想
仮条件は、2,180円〜2,400円です。1株あたりの想定価格は2,180円、1単元は100株です。そのため、購入価格は218,000円になる見込みです。公募数は多いですが、収益性と成長性を考慮し、初値は3,200円から3,500円程度になると想定しています。
想定価格 | 2,180円 |
初値予想 | 3,200円〜3,500円 |
初値 | 2,587円 (公募価格比 +187円) |
狙い目証券会社
野村證券です。
野村證券、大和証券、SMBC日興證券、みずほ証券、極東証券、SBI証券、エース証券、岩井コスモ証券から申し込みが可能です。
管理人の参加スタンス
参加予定です。