なぜ中長期投資に米国ETFがオススメなのか?

こんにちは、ともはちです。

今日は、なぜ中長期投資に米国ETFがオススメなのか?を説明していきます。

目次

米国ETFとは?

そもそもETFとは、Exchange Traded Fundsの略で、「上場投資信託」のことです。複数の銘柄を組み入れ、日経平均やNYダウ平均、S&P500などの指数に連動する運用を行います。連動する対象は、株式以外に債権や金などの場合もあります。米国ETFは、米国で取引されているETFのことです。

株と同じように取引できる投資信託と考えておくと良いかと思います。米国ETFはその米国版です。

米国ETFのメリットは?

  1. 分散効果がある
    • ETFは特定の用途に応じて複数の銘柄を組み込んでいますので、1つのETFに投資するだけで分散投資の効果が得られます。ETFによっては、全世界にリスクを分散するものもあります。そのため、1銘柄の暴落によって突然資産価値が急落することを避けることができます。
  2. 信託費用が安い
    • ETFは投資信託で言うところの信託報酬にあたる経費率が低いです。米国のETFは上場しており株式と同様に競争原理が働くためです。
  3. 多くの種類がある
    • ETFはNYダウ平均やS&P500などインデックスに連動するものもありますが、他にも新興国、債権、金など様々なものにも投資できます。
  4. 値動きが連動している
    • ETFは指数の動き、組み入れている銘柄の動きに連動しますので値動きが簡単にわかります。
  5. いつでも売買できる
    • ETFは上場していますので、非上場の投資信託と異なり、市場の取引時間中であればいつでも売買できます。流動性が非常に高い商品です。

米国ETFのデメリットは?

  1. ドル建てである
    • 米国で取引されていますので、購入・売却はドル建てになります。そのため、為替レートにも影響されますので、短期での売買益を求める用途としては向いていません。
  2. 証券会社の売買手数料が高いため投資額が少ないと割高
    • SBI証券、マネックス証券、楽天証券で証券口座を開設して米国ETFを売買している場合ですが、一回あたりの手数料は最低5ドルのため、投資額が低いと割高になります。

米国ETFへの投資は、中長期目的での資産形成がオススメですので、ある程度まとまったお金を中長期で投資される場合には、上記のデメリットは大きな問題とはなりませが、やや気軽さに欠ける点があることは注意しておくことが必要です。

どの銘柄を選ぶと良いか?

米国株に投資しているVTI、VYMがオススメです。米国市場自体が中長期で右肩上がりである、信託費用(経費率)が低い(VTIは0.04%、VYMは0.08%)、配当金もある(VTIは1.61%、VYMは2.89%)ためです。VTI、VYMの紹介はまた別途紹介します。

どの証券会社で購入できるか?

SBI証券、マネックス証券、楽天証券で購入できます。

管理人の運用実績は?

VTI、VYMを積立の代わりに購入しています。証券会社は、SBI証券とマネックス証券を使って購入しています。ETFの値動きは、TradeStationを使うとスマホでいつでも見ることができます。

まとめ

米国投資というと敷居が高く感じますが、下手に国内でFX・仮想通貨などリスクの高い商品でひと勝負して残念な結果になっていたり、銀行預金は微妙なので投資信託を買ってみようかと思っているくらいなら、安定的に成長している優良な銘柄も多い米国投資に目を向けてみてはどうでしょうか。

米国ETFは、米国投資の中でもETFとしてのメリットがありますので、低リスクで中長期の資産運用に最適です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする